越後湯沢駅
越後湯沢駅(えちごゆざわえき)は、新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢主水にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
乗り入れ路線
上越新幹線と、在来線の上越線が乗り入れている。 上越新幹線については、当駅からガーラ湯沢駅への支線が分岐している。これは元々保線基地への引き込み線だったものを、ガーラ湯沢スキー場へのアクセス路線として旅客化したものである。そのため、上越新幹線の列車が乗り入れるが、法定上は上越線の支線であり、在来線として扱われる。また、この支線自体もスキーシーズンのみ旅客営業を実施する。 また、上越線六日町駅を起点とする北越急行ほくほく線から、特急「はくたか」と快速・普通列車が、上越線経由で当駅まで直通してくる。駅構造
新幹線は高架(駅舎3階)に中央に通過線2本を挟んだ島式ホーム2面4線、在来線は地上に島式ホーム2面4線と単式ホーム1面1線を持つ。構内を屋根で囲まれている新幹線ホームは16両対応であるが、13・14番線ホームは16両の車両が入る運用がないので両方向2両分が立入禁止になっていた。2012年3月17日実施のダイヤ改正により当駅以遠で16両編成を使用する列車が増加したため、解除されている。また東京寄りには多客期に使われる階段があり、閑散期は扉が閉められ関係者以外立ち入り禁止となる。 丘陵地の東斜面に駅舎があるため、東口側は橋上駅舎、新幹線ホーム下の西口は2階建ての高架駅という変則構造になっている。駅ビル「CoCoLo湯沢」のフロア構成は西口駅舎2階の1フロアのみで、改札外コンコース部の「がんぎどおり」には土産品店、惣菜店、レストラン、観光案内所などが軒を連ねる。コンコース北側に所在する本館フロアは日本酒をメインテーマにした商業施設「ぽんしゅ館」で、新潟県内の酒蔵から取り寄せた各種日本酒や、南魚沼地域を中心とした新潟県内各地の土産物などが陳列されている。また飲食コーナーや日本酒試飲コーナーのほか、入浴施設「酒風呂 湯の沢」があり、越後湯沢温泉の源泉に日本酒を加えた「酒風呂」で知られている(入浴料:中学生以上800円・レンタルタオル込)。 直営駅(駅長配置)であり、地区管理駅として上越線の土樽駅 - 六日町駅間の各駅を管理している。駅構内には、みどりの窓口(営業時間 5:45 - 22:30)、指定席券売機、自動券売機、びゅうプラザ(旅行センター)、待合室、キオスク(1番ホーム、新幹線コンコース、13・14番ホーム)、NEWDAYS、土産品店、立食いそば店などがある。自動改札機は新幹線改札口と新幹線のりかえ口に設置されているが、Suica等のICカードは利用できない(モバイルSuica特急券のみ利用可。Suica定期券はサービスエリア外)。在来線改札口は有人改札となっている。 なお、改札口など駅構内数ヶ所に自動体外式除細動器(AED)が設置されている。 また、2007年(平成19年)には歌手の香田晋が、歌曲「越後湯沢駅」を発売し、この歌にちなんで、本人が駅弁の「林道かまめし」の制作を手がけた。
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