只見駅
只見駅(ただみえき)は、福島県南会津郡只見町大字只見字上ノ原にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線の駅である。
2013年3月16日ダイヤ改正で、西隣の田子倉駅(臨時駅)が廃止になったため、以後東北地方で最も西に位置する駅となった。
「SL会津只見号」は当駅折り返しのため上りホームに入線後、蒸気機関車の機回しを行う。その間、小出方面の接続列車は下りホームに入線して折り返す。
会津坂下駅が管理する直営駅(管理助役配置)である。マルスや自動券売機はないがPOS端末が設置されている。駅舎内部の待合所に出札窓口がある。2008年(平成20年)2月10日に竣工した改築工事では、待合所に只見町インフォメーションセンター(只見町観光まちづくり協会)が併設された。土産品などを扱うほか、夏期はレンタ・サイクル等も扱う[1]。
駅構造
島式ホーム1面2線に側線を有する地上駅で、 構内は広い。駅舎はコンクリート平屋で、保線詰所も入った大きなものである。ホームは広い構内の中に鋼製の骨組みにコンクリートのパネルをしきつめただけ でとても簡便なものがぽつんとある形となっており、駅舎からホームまで構内通路の上を60メートル程歩かねばならない。しかし豪雪時はこの通路両脇が除雪 した雪で壁となりホームから駅舎の屋根も見えなくなる。 構内の大白川方の線路の東側には、珍しい人力で動かす転車台もあり、夏季などに運転される観光列車「SL会津只見号」の蒸気機関車の向きを変えるときにも使用されている。只見線は昭和40年代後半頃までC11形蒸気機関車による貨物列車が運行されていた。転車台はその名残である。 4月 - 11月は夜間滞泊が一本設定されている(12月 - 3月は大白川駅止まりのため設定無し)。のりば
駅舎側から、■只見線(下り) | 大白川・小出方面 |
■只見線(上り) | 会津川口・会津宮下・会津坂下・会津若松方面 |
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