会津塩沢駅
会津塩沢駅(あいづしおざわえき)は、福島県南会津郡只見町大字塩沢字上田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ほぼ北東から南西に走る線路の北西側に短いホームを添えただけの簡単なつくりとなっている。ホームは列車1両分の長さしかないため、2両以上の編成を持つ列車では、前側の車輛の扉を使っての乗降となる。 会津坂下駅管理の無人駅で、駅舎はないがホームに接して小さな待合所がある。待合所の内部には作りつけの長いすがあり、その他待合所の会津大塩方に小さな倉庫が建て増しされている。駅周辺
駅の南を国道252号が走り、そのさらに南を只見川が 流れている。駅の東には上田集落があり、国道は駅の西側にある寄岩橋で只見川を渡っている。駅の北東では、約300メートルほどの所で小塩沢が、約500 メートルのところで塩沢川が只見川に注いでおり、只見線と国道はこれらを橋でわたっている。駅付近の集落としては上田のほか小塩沢と塩沢川にはさまれた地 点にある林崎、塩沢川の左岸にある高塩があり、さらに上田の集落の東のはずれからは只見川対岸の十島集落へ、十島橋がのびている。駅の南には、標高およそ 900メートルの鷲が倉山がそびえている。- 塩沢簡易郵便局
- 河井継之助記念館 - 林崎。河井は長岡藩家老で、この地で官軍との戦争のため没したことから記念館がある。山塩資料館を併設している。
歴史
会津線の会津川口駅から只見駅までは、電源開発の専用線を利用して1963年(昭和38年)8月20日に開通しているが当初この駅は設けられなかった。この駅は開通2年後の1965年(昭和40年)2月1日に、本名駅・会津越川駅・会津大塩駅とともに開業している。- 1965年(昭和40年)2月1日 - 開業。旅客のみ取り扱い。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本に継承。
- 2011年(平成23年)7月30日 - 新潟福島豪雨により営業休止。
- 2011年(平成23年)11月1日 - 会津川口 - 当駅 - 只見間でバス代行開始[1]。
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